日本のジャズ文化は深く根強い!!
続続と集まり始める、テナー吹きた
ち。テナー吹きだけで6名とは面白
い。この夜は、ボーカル教室の先生
の男性と、その生徒さんたち4名も、
次々と登場。
セッション主催者の窪田さんのテナ
ーの演奏2曲に続き、僕のコーナー
では、Amtonio's song,My Spanish
key,Sanbou sanbou をテナーとフル
ートで演奏した。
僕の難しいオリジナル曲My
Spanish keyを、難なくこなすこの
メンバーも素晴らしい。だって何回
もやっているから??(笑)
アルトも持参したのだが、謎の不調
で低音が出なくなり、使用は却下、
今日修理に持ってゆく予定。見た目
は正常なのだが?
さっきも述べたが、テナー吹きだけ
これだけ集まるもの珍しい。中でも
初対面のYさんは以前から僕の教本
を持っていたり、ネットの情報も追
いかけてくれているらしく、話も弾
む。
Yさんの演奏は、音も太くテナーら
しい豪快な音とアドリブを聞かせて
くれる。高橋氏や針井さん、あとプ
ロの某有名歌手のバンドで活躍する
方も、皆素晴らしいテナーの音を聞
かせてくれた。
韓国では、歌謡曲、ポップス、演歌、
ムードテナーなど、サックスブーム
が続いているはずだが、日本ではジ
ャズのアドリブをしたいサックス吹
きが多く、明らかに文化の違いなの
だろう。
僕の場合は、現在活躍中の中堅、ア
マチュアを含め、1冊は僕の本を持
っていて、それで勉強したという人
が多く、サックスだけではなく、日
本人のジャズ学習者は、生徒か我が
子の様な錯覚を覚える。僕は演奏す
るとき、あの教則で有名な菊地は本
当は生ではどんな演奏をするのだろ
うという耳と目で聞かれているに違
いない。
人間と同じアドリブも日々、変化、
進化、(時には退化)するものなの
だが、日々感じるのは、今まで難し
くてこんなことが出来たらようなと
いう事が、気が付くとできるように
なり、複雑なことを、簡素な表現で
効果的に出来るようになったり、ポ
イントだけを押さえて表現できるよ
うになっってゆくこと。これらはや
はり探求、修行を続けてよかったこ
とだろう。
また昨夜の反省から作業中のマウス
ピースの改造のアイディアが降って
きたりする。
ジャズ奏者に必要な能力は何個かあ
るが、
音楽が好きだという気持ち、情熱、
音感、音感も単音を当てるだけでは
なく、コードを聞いて認識当てる感
覚も必要、リズム感、これは運動神
経とも密接、カッコよく美しく体を
動かす能力とでもいうのだろうか?
アドリブするのはさらにそれらを使
って音を構築してゆく作業なので、
作曲家的能力、これは数学、算数の
能力に近く明らに理科系、違うのは
美的感覚と関係しているところだろ
う。
さて楽しいのは歌伴である。僕は間
違いなく歌伴で食ってきた人間であ
ることは間違いない。
歌伴の伴奏者は、主役である歌い手
を引き立てることに使命がある。
歌声は生なので、楽器より音量は小
さい、だからマイクを使うのだが、
歌っている間は、極力、オブリガー
トは、最小限にし、歌を殺さないよ
うに気を付ける。
間奏も、自分の実力を発揮する場所
ではなく、歌のクッションとして対
比として効果的な間奏にするには、
まず原曲のメロディと歌い手の醸し
出す雰囲気を引き継いでメロディを
なぞった後に、効果的なソロを構築
してゆくのが良い。
3人の初心者の女性の生徒さんは、
慣れている人は自信をもって、超初
心者の人は、まず間違わないで最後
まで歌いきるのを目標にやっている
のが伝わってくる。恐怖とドキドキ
がこちらまで伝わってくるのである。
また慣れ親しんだスタンダードナン
バー、例えば、That's all なども、
歌い手によってキーは違うので、そ
の場の対応を求められる。
昔よりコード進行を塊りで捉えられ
るので、肝となるコードの美味しい
音を、瞬時に捉えることが出来る。
共演した生徒さんたちからは楽器で
歌っていると感心されることしきり、
だから、まかしてくれ、こちらは歌
伴のプロなのだ。
もちろん、支えてくれる、ピアノ、
ベース、ドラムスのメンバーの素晴
らしい演奏があってこそ。
こういう素晴らしい場に、ゲスト奏
者として出演を依頼してくれた窪田
さんに感謝である。
オーナー深井さんのみずみずしい歌
声によるJ-pop、バンドメンバーが
続続僕のアルバムを購入してくれる
のも嬉しい。
次回菊地のライブは★2/26(木)四
谷メビウス mebius
Kose meets Shiori Live
メンバー:菊地康正sax.fl、あびる
竜太p、都丸翔gt、田代卓b,ジミー
橋詰d,三上 志織vo
詳しくは、こちらです。