11/23は、植垣麻衣子リーダーライブ
を赤坂カンティーナにて鑑賞。
第一部では、彼女のオリジナル曲の
世界。最新のアルバムから、お馴染み
の曲が続く。
僕らの世代だと、この浮遊感と、突き
抜ける美しくシャウトするヴォイスは、
大橋純子のデビューアルバムのタイ
トル曲、シンプルラブを思い起こさせる。
思い起こすと、代表的な日本人R&B系
の女性歌手といえば、大橋純子、小柳
ゆき、MISIAなどが思い浮かぶが、植垣
麻衣子も、あと一押しで、日本有数の
メジャーR&B女性歌手となる事は確定
している気がしてる。
第二部では、皆が知っているポップス
ナンバーて、楽しませるが、アレサフラン
クリンやティナターナーのナンバーな
どで、圧巻のR&B歌手の本領を発揮。
そのエクスタシーの塊のような歌声は
聴衆を魅了する。
40名ほどの彼女の客筋は、若い女性と
年配の男性層が多い気がした。
田舎の純朴な少女がそのまま大人に
なったような、歌うと世界級の歌唱力な
反面、語りだすと、独特の天然おとぼけ
キャラのギャップが堪らなく、彼女の
ファンになってしまった人も多いのが
想像される。
昨年は、サックスマシーンズの分厚い
ハーモニー、そして小編成でと彼女の
歌声の組み合わせを試したが、
楽曲の選定から、いろいろなリズム、
ハーモニーの組み合わせで、もっと
ゴージャスなステージが実現できるの
ではと、プロデューサーとしてのイメージ
が湧いてくる。
ご機嫌なバックを務める、ハーレム
ギャングのドラマーは、懐かしいジミー
橋詰の顔が見えて、再会を喜んだ。
ジミーとは、故カズ南沢のブルース
バンドで数多く共演した記憶が甦る。
バンド、コーラスのメンバーも好演だった。