★8/9 オーケンバンドライブ赤坂トナリテは大盛況!!

2024/08/12

メンバーの関係者だけで30名近くの集客で、

賑やかなライブになった。70代から60

代のメンバーのやはり中心は宮本氏の選曲

アレンジがいい。やはりベテランならでは

の音楽の奥行きが感じられる。スタッフ

や、ボブジェイムスの曲をやれるバンド

はちょっとないので本当に貴重な経験

をさせてもらっている。

この日の新曲はweather reportの、

Birdlandで根ちゃんが、ちゃんとシンセ

サイザーで、シンセベースの音を弾いて

くれるのであの感じがでて楽しい。

どうしてもサックスはウエインショーター

のイメージが付きまとう。ザビヌル、

ショーター、ジャコパスがそろっていた

ころの、weather reportを生で聞いたの

はラッキーだった。

アコースティックギターのアールクルー

や、ラリーカールトンのナンバーなども

懐かしい。日本もバブル前で日本人は

それなりに豊かだった。誰もこの30

年の不況の時代が続くとは思わなかった

だろう。何しろJapan as number1と言わ

れた時代で、世界の資産ランキングトップ

50社に半分以上が日本の会社だった。

少し歴史を調べると、戦争で焼け野原、

飢餓の危機から、20年ほどで世界第2位

の経済大国になってしまうのだから、

世界から見ると、日本て化け物のような

国、今までの覇権国が面白いはずが

ない。その後、中国が信じられない

スピードで経済だけは発展するのだが、

そろそろ終わりが見えてきてるようだ。

それはさておき。

本当に音楽って不思議で、その時代に

居ると自然に感じられたフィーリングが、

違う時代だと違和感を感じてそぐわない

気がして自然に入ってこない。だけど

このライブでは、素直にこの時代の音楽

って良いなあ、心に素直に入ってくる気

がした。

帰りの電車で、ドラムのトミーと話した。

やはりKOSEさんのレイドバックはすごい。

あ、そうか、久々にタイムの話になった

けど、自分では長年の経験で自然にやって

いることなので魚が水を意識できないよう

に全くジャストでやっている(つもり)

のだけど、共演者からはそう感じるの

だろうなと。

リーダー宮本氏からも、KOSEさんの

演奏は、我々とまったく違和感がない

と言われるので、これは最高の賛辞で

あろう。

さて良く言われるのは、サックスを

何本も持ち替えて。しかも全く違う

楽器であるフルートを同レベルで吹き

こなすのが信じられないという声を

よく聞く。その答えは、それぞれの

楽器を、それなりに練習してきたから、

当たり前のことだけど最近感じている

のは、アルトとテナーは全く性格の違

う別の楽器だという事。

正直、僕の専門楽器は第一にテナーと

第二にフルート、アルトは僕にとって

は、第三の楽器という事になるか?

いや、アルトはあまりにも個性が

はっきりしている。パーカーか、

コニッツか、サンボーンかという

ところか?

伴奏専門ではあるが、ピアノも長年取り

組んできた楽器ではある。ピアニストに

なろうとしたことはなく、音楽を学ぶ

ため、そして生徒の伴奏をするために

ピアノにも多くの時間をささげてきた。


テナー用の腹筋、アルト用の腹筋、

フルート用の呼吸法と腹筋という

ものが存在し、どうもこれらは別の

もので、トレーニングし続けないと

衰退していくようだ。

何十年もやっているのであとは健康と

その腹筋のレベルを維持してゆくの

だが、ある意味アスリートと同じ

である。

サックス吹きあるあるの話は、

ライブの前日、譜面の整理確認を

しながら楽器を確認したらスワブ

(掃除布)がネックに詰まって取れ

ない状態。ネックが詰まっていたら、

当然演奏はできない。ネットで検索する

と、無理をしないで修理所に持って行け

とある。本番前にそんな時間はないの

で、ペンチで引っ張ったり、布を濡ら

してみたり、万力で布を固定して引っ

張ったり悪戦苦闘1時間、最終的には

スポッと抜けたので一安心。

このライブで、中国製のワイヤレス

マイクを使用してみた。音は素直で問題

ない、あとは充電した電池が一晩の演奏中

に切れないかだけが心配だったが

大丈夫だった。次回は10/11.