今日は仙台からのカップルのお客様、
リピーターのお客様など、他に数名
の飛び込みのお客様と、存分にKOSE
の世界を表現出来た気がした。
ある意味、完全に自分のやりたい事は
これ、と言う世界に焦点が定まった。
僕の好きな曲のタイプ、条件を、言葉
で言うのは難しいが、ある特定の情景
や、感情、色彩、人生経験を表した
曲、自作他作は問わない、僕の趣味
嗜好に合った曲を、自由に楽器で
歌い、インプロヴァイズする。
長年の修練のお陰で、どんなに冒険
しても、どんなことを思いついて
実行しても絶対破綻しないばかりか、
辻褄の合ったストーリーの世界に
なってしまう。
お客様の楽しんでいる様子が
伝わって来るのはもちろん、自分
が一番楽しんでいるライブだった。
管楽器は音が命、道具も大事だが、
要はどの程度ちゃんとコントロール
出来るか?
楽器の他、マウスピース、リードの
調整との付き合いも、何十年になった。
リードの消耗にもかかわらず、太い音
を出す秘訣が、さらにわかった、
降りてきた。
親子ぐらいの年代差だが、才能豊か
で、耳も良いギタリスト都丸は、僕
の音楽の、もはや相棒だし、絶大な
初見の譜読みの達人で難しい僕の
譜面を難なくこなすピアニスト
田中愛子も素晴らしい。
自分のお気に入りの曲たちを、お気
に入りのメンバーと、楽しく音で
会話し合うのがつまらない訳は
なく、楽しさがお客様にも伝わる
のがわかると、その楽しさは倍増、
いや何桁も複利のように増えていく
のである。
突き抜けたの日の記録。演奏自体が
楽しいので、トークももちろん楽しい。
Billy Jowel のNew York State of
mindて、こんな曲。
・・・ロッキー山脈を超えて俺は、
戻ってきたぜ、ニューヨーク、
ハドソンリバー、そしてデイリー
ニュース、俺はニューヨークじゃ
なきゃダメなのさ!
KOSEの場合、
俺は、多摩川を超えて、川崎から
蒲田に戻ってきた。
東京新聞、テラスドルチェの
コーヒー、可愛い玉ちゃんバス、
俺は蒲田じゃなきゃダメなのさ!
俺の心の蒲田。
多摩川に出没したアザラシの名前
は玉ちゃん、それに因んだバスが
走る。
今夜の演奏曲、
★Felicidade (Antonio Carlos Jobim)
★Antonio's song(M.Franks)
★After the love is gone(E.W.F)
★砂の器のテーマ(千住明)
★Tristeza
★Nostalgias Bossa
★Samba de Orphe
★New York State of mind(B.Jowel)
★Tsunami(桑田佳祐)
★Just two of us(G.Washingon Jr.)
★Danny boy
皆様も想像してお楽しみ下さい。