4/13 オーケンバンドライブ、銀座シグナスは盛況!!

2024/04/14


メンバー:宮本博敏b、長谷川根key、
吉原寛治gt、菊地康正as.ts,fl、
トミー前田ds ゲスト歌手:遠藤義徳

いや、驚いたのはその集客力。みんなの
生徒さん、知り合い、友達で40人以上は
いたのでは?

今までの小さな箱でも何度もギグを重ね
てきたが、今までからは想像できなか
った賑わいにとても驚く。

気がついたことがまだまだあった。
多くのお客様、グルーヴする気持ちの
よいリズムセクションで、演奏すると、
自分の演奏もインスピレーションがバン
バン湧いて、演奏もグレードアップ
するのだ。

このバンドで演奏するたびに、発見が
あり自分が成長してゆくのを感じる。

70年代、80年代の、ファンク、フュー
ジョンの名曲の数々は、ブルースに根
ざしているものが多い。

ジャズ屋の陥りやすい落とし穴は、
理論やテクニックに走ると、

音楽の基本の気持ちのよいグルーヴ、
そして黒人音楽の基本のブルースを
忘れたり、かけ離れて行ってしまう
こと。

このバンドは、その二つの原点に
戻らせてくれる貴重な機会であるの
を感じるのだ。

お客様からも口々に、皆さんの演奏
が素晴らしかった、サックスもかっこ
いいけど、フルートであんな高い
音も出て云々。

もし、僕の演奏も、ギターの、寛
ちゃん、ピアノの根ちゃんの演奏が
良かったのなら、それはヒロさんと、
トミーのサポートが素晴らしいからで、
さらに、お客様のパワーの素晴らしさ
とのエネルギー交換のお陰だろう。

また、遠藤君の歌唱と衣装と、ステー
マナー、トークが良かった。エンター
テイナーに徹している。

久野バンドでも、オールデイーズ、
ディスコミュージック、JPOP、ビー
トルズなどと、色々なジャンル、
いろいろな時代の音楽を体験できる
のをとても貴重に感じているし、
ルーツはやはり黒人音楽。

テュークエリントンが、言っていた
が、音楽には2種類有って、

1.カッコいい音楽と、2.そうでも
ない音楽だと言うことだ。

オーケンバンドは、間違いなく前者
なので、これから、自分もバンドも
どう発展してゆくのがが、とても楽
しみになってくる。 

グルーヴの楽しさが解ると、例え
ソロが終わって空白の時も、その
グルーブを体で表現し、ステップを
踏んだり、横に揺らしたりするのは
自分にとっては自然なこと。

だが、やはりステージ経験の少ない
人、自分が、単なる音を出す人で
あり、ステージで、バーフォーマン
スをする人なのだと言う自覚のない
人には難しいだろう。

銀座シグナスは、残念ながら閉店だ
が、次回オーケンバンドは、また
銀座シグナス、5/8(水)である。