オーボエ奏者は、練習時間の半分はリード
を削っているという。
サックス吹きも、やはり消耗品である
リードのケアと、やはり消耗品である、
マウスピースの調整が必須項目。
リードは、何回も吹いて、何日もかけて
熟成された良い状態を作り出す。
それでもリードは植物なので、たくさん
吹くと1時間以内に唾で濡れて音がこもり、
パワー、反発力を失ってゆくのと、
狙った乾いたサウンドではなくなって
ゆくので、長時間のステージでは、
ステージ毎に、こまめに取り替える。
何本ものサックスを持ち替えるときは、
大変である。
クラシック奏者および、ほとんど
の分野の演奏者、歌手は、職人だと
思う。
磨き上げた音楽データを、記憶で
感情に訴えるように、魂の琴線に
触れるように再生して表現する。
また、コピーされたジャズ音楽を、
練習によって、そっくりに吹いた
ものを動画にあげている人をよく見
かけるし、学生バンドなどで、やはり
書かれたソロをその通り上手に演奏
する人を見かけるが、
一番大事な即興的要素、スリルが欠けた
ジャズ音楽は、麺の入っていない
ラーメンであり、スクリーン上の架空
の恋愛であろう。
脳の使い方が根本的に違うし、使う
場所が別なのが解ってきている。
コード進行の、C.F.G7.Cのような
ストーリーを理解する場所は、言語の
文法を理解する場所であり、
ブローカー野と言われる場所なので
あり、
いわゆるジャズ屋は、言葉を
しゃべるようにフレーズで会話して
いるのであり、暗記した文章を読ん
でいるだけではないということである。