Fusion band Oken band

2023/08/07

最近僕の参加している、Fusion band Oken band (オーケンバンド)をご紹介します。オーケンは、リーダー宮本氏の命名で、オーケン石というふわふわの綿毛のような鉱物に由来するとのこと。

O-ken band は、ベーシストの宮本博敏が中心となり、今や懐かしい70-80年代のFusionナンバーを演奏しようと集まったバンドである。

Stuff,Crusaders,Spyro Gyra,Larry Carlton etcなどのナンバーを演奏。メンバー:宮本博敏b、長谷川根key、吉原寛治gt、菊地康正sax、トミー前田ds

7/25のライブから、Rag bag をソノラさんに頼んで動画撮影してもらったのを編集してみた。70-80年代は、日本はバブルに向かう時期で、経済も調子がよく、考えると僕らも波に乗って芸能界でツァーミュージシャン、スタジオなどで稼いでいたころで、アメリカで流行っていたクロスオーバー、フュージョンと呼ばれる音楽の影響を日本の音楽家も受けていた。

いつの時代も、硬派のジャズの人はこれは商業音楽だとか、反発する人も多かったが、僕はグルーブと色彩に溢れて当時の時代の雰囲気には合っていて好きだった。すでに30-40年経過していて、その時代の音楽をやるのも有りかなという気がする。参加して当時の楽曲をやってみて、懐かしいやら、新鮮さを感じたり、青春時代が蘇るような不思議な感覚なのだ。若い人も新鮮に聞けると思うので、ぜひ一緒にお楽しみください。

テーマの楽譜を入れてみたが、アルトの譜面なので、in Ebであり、コンサートキーではない。一緒にピアノで弾いても合わないので。

サックス奏者向け注意:当時はデュコフ、レイキー、ガーデラなど、ハイバッフルのロック向きマウスピースが流行っていたが、オーソドックスなジャズ向けマウスピース、メヤー6でもちゃんとファンクサックスの音が出るのに注目してほしい。実は僕はリフェイサー(マウスピース職人)でもあるので、自分で改造しているのはもちろんである。

●菊地のリフェイスのページ

 

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