7/15 蒲田オーパス2 久野バンドライブ

2023/07/16
7/15 蒲田オーパス2 久野バンドライブは、大盛
り上がり。
久野さんは実業家で、アマチュア、ボーカリスト、
打楽器奏者。
蒲田に自社ビルを持ち、地下に自前のライブハウ
スを所有。音響照明システム設計から思い通りの
施設を作り、やりたい音楽をやるためにバンドを
結成。
有名グループサウンズのビレッジシンガーズの
オリジナルメンバーでもあり、イギリスの建築
会社に勤めて、中東、ロシアなどで、ダムや発
電所の設計に携わり、戦争や、ソ連崩壊なども
リアルに経験され、その後日本で実業家として
成功されて、さらに音楽も追求するという、
希有な経歴の方です。
やりたい音楽とは、オールディーズ、ポップス、
歌謡曲、ディスコヒット曲などなど。
3人(4人)の歌手と、2ギター、キーボード、
ベース、ドラムス、それに僕のサックス、フルート
という、編成。
昨夜聞いて改めて驚くのは、ボーカルをやり
始めたのが70歳からだという。信じられへん
やんか(笑)。
僕は、麻衣子さんが、参加しているのを
見て、リズムセクションしかいないので、
サックスを入れた方が華やかで良いです
よと売り込んでめでたく採用された(笑)。
あらゆる時代の音楽を、30数曲演奏する
のは、体力、精神力、集中力が、要求される
が、まずは3人の歌い手さんの喉の強さが
凄い。
さらに麻衣子さんの場合は、振り付けも巧い
ので、可愛らしくて声も動きも魅力的な二人
の歌姫は、このバンドのアイドル的存在。
男は(女も)魅力的な女子が、歌ったり踊っ
たりするのを見て、全員、脳みそがとろけて、
メロメロなのだ。僕らはそのエクスタシー
(快感)のお手伝い(笑)。それもクールに。
久野さんの年齢を感じさせない若々しい
声も改めて素晴らしい。誕生日おめでとう
ございます。
脇を固めるリズムセクションのメンバーも
素晴らしい演奏。堅実なキーボード奏者
いつも明るいアイアイ、素晴らしいグルーブ、
乗りを作り出す、内田隆ちゃんのベース
とポチのドラム。
忘れてはいけない、4人目のボーカリスト
ヨシローさんのギターと歌も味があり大好きだ。
今日は、重要なギターパート、殆どの間奏
を受け持つやっさんのオーパスに於ける最後
の日。12年間お疲れさまでした。大好きな
ギタリストです。
さて、自分はどうかというと、長年歌伴で
生きてきたサックス吹きであることを思い出した日。
歌の伴奏で、サックスの出来ることは、普通は、
イントロや間奏で、歌に寄り添い、華を添える事
だが、アレンジャー不在のこのバンド、アレンジャー
としての経験、知性を働かせるのも可能なのを
発見しているのだ。
時にはベースラインを、ギターのカッティングや、
リフ、メロディーに寄り添い、時にはコーラスの
パートをなぞる。
僕はジャズ屋なので、たとえばオールディー
ズの時にはロックンロール風のサックスを、
アースウインドなど、R&B的な曲の時は、ゴス
ペル、ファンク的なオブリガートをという風に自在
に吹き分けて自由に演奏するのは、とても楽しい。
サックスで、歌伴は、こうやるんだよと言うことで、
教科書にはできないところだ。ジャズ教則本は
たくさん出してきたが。
実際は、サックス奏者にとって、#5個や♭が
たくさん付くキーも多いので、そこらの素人は全く
歯が立たないだろうし、前任者のサックス奏者は、
音程が悪いので歌いにくいと退場になったと聞く(笑)。
二人の歌姫は、非常に耳も良いので、僕が譜面
に無い即興的な、合いの手を繰り出しても、にっこり
笑ったり、目配せをしたりちゃんと反応してくれるのも
嬉しい。
昨夜は60名近いお客様は、大興奮で大喜びで
盛り上がっていたが、中には僕のサックス、フルート
をえらく気に入ってくれた方も多く、持参したCD5枚
は、完売。これは良いステージをやったというバロ
メーターにもなる。
また、別件の仕事に繋がるかもしれない人々と
知りあうのも素晴らしいチャンスと言えるだろう。
久野さんありがとうございます。
打ち上げも、美味しく楽しく、このようなチャンス、
場を作ってくれた久野さん、メンバー、お客様に
深く感謝御礼申し上げます。
音響照明は、隠れた影のバンマス、プロデューサー
であることが証明された、べらんめえの江戸っ子(風?)
博打打ちのキングこと山本さん(笑)。
客席にはプロの歌い手の二人、マリアエバさんと、
飯田久美子さんの姿が、若手シンガーソングライター
の、今崎拓也君も1曲自慢の声を披露してくれました。
写真は、二人の歌姫、植垣麻衣子、有田有と。
二人は、ちょうど僕の息子たちと同年代。こんな娘、
または姪っ子が二人居たら楽しいだろうと、想像
させてくれる(笑)。