大阪にて、サックスレッスン

2023/04/03

上級者のすでにアドリブはかなり出来る
サックス女子二名(テナー、アルト)。

なかなか、ソルフェージュや、聞き取り
に苦労している人のレッスンも、根比べ
的なところがあってチャレンジングだが、
上級者は、すでにセリフは、すべて言え
るので、その表現法をコーチするような
感じである。芝居の本読みは終わり、
舞台上の演技指導の段階。

根本的にスイングする体の動かし方を、
もともと習慣のない日本人は学ぶ必要が
あるのだが、アフリカ系アメリカ人が、
発明し、これはすでに確立された文化と
言えるし、世界中の音楽家はちゃんと
その仕組みとやり方を学べば出来ると
思う。

モダンジャズは、レスターヤングから
始まった。レスターは、もともと
ドラマーであり、スイングのシンバル
レガートをサックスでやると、あの
独特のレスター吹きになるのであり、
実は、僕もかなり後になってそれを完全
に理解した。

今日の二人にもレスター吹き、スイング
の秘密を惜しげもなく伝授、伝えた後は、
二人とも演奏が劇的に変わるので、
これは教え方が良いという証拠になる。

ふう、これで一安心(笑)。二人とも後は、
正しい気持ちよいスイングを実践し続
けて、自らも周りをも気持ちよくスイング
させる続けるのだ。

フルートの神、ジェームスゴールウエイ
も、教えて30分以内に生徒に変化が出
なかったら、あなたはお金を頂いて教
えてはいけないという言葉があるが、
僕はセーフ。いつも劇的に違いを作っ
ている。

ジャズフレーズは、音楽の方言、言い
たいことを、しっかりと、人の心に
伝わるように、感動させるように語り
演じるのが良い。

良いリズムの乗り、気の利いた、
良いフレーズ、スリルに満ちた、
スピード感のある思考力、音楽の
構成力、
あとは、自分の人生経験に自信を
持ち、自分の人生を披瀝するつもり
で語るように演奏するのが良いだ
ろう。

ユーモアも忘れずに!
菊地の現在の音楽の本音が聞ける
ライブが来月4/4は、赤坂、4/6は、
蒲田で有ります。

19,21は、千葉みなと、市川です。
ぜひチェックお願いします。
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