2023/3/16 Sax Machines+Maiko Live Bb

2023/03/19

3/16 sax machnes+Maiko Live at Bb
Akasaka Tokyo 無事盛会のうちに終了
しました。

観客動員数25名、リハーサル3回で、
万全で臨みましたが、イメージした完璧
とは言えないまでも、予想以上の成果も
あり発見に満ちた楽しいライブでした。

思い起こすと1992-2002、初期の男闘呼
組の男臭いサックスマシーンズの時代は、
リーダー的な我が強いサックス奏者を集
めたので、最初は、全員俺が最高!!と
いう意識が強すぎて、縄張り争いというか
男の抗争の匂いがありましたが(笑)

次第に住み分けを理解し、お互いの立場を
尊重するというところまでステップアップ。

14年後に大阪で再開というか、別グループ
を結成した時は、優秀な女性奏者でサックス
陣、およびピアニストを固め、上り調子の
歌手山添ゆかをアイドルに、お互いの
リスペクトをもとに、KOSEとレイディーズ
バンドという形でうまくいっていました。

コロナ後に再起を誓う今回のチームの肝は、
サックス隊は、男女バランスよく優秀な奏者
を配置、ゲスト歌手の植垣麻衣子さんには、
サックス隊の一員としてコーラス参加もして
もらうというもので、これが功を奏して、
サックスマシーンズはまた一つステップ
アップした世界に足を踏み入れている。

クインシージョーンズや、デイビッドフォ
スター、三木敏悟は名だたる編曲者、

プロデューサーだが、作りたい音楽に
よって自由に、オーケストラやリズム
セクション、歌手を使って自在に音楽
を作り出していく。 サックスマシーンズ
を主宰する僕は、インストはインスト、
歌手の伴奏は伴奏という形だけではなく、
インストのために作った曲にコーラスで
入ってもらうのが自分的には斬新で、
新たな世界を感じているわけだ。気持
ちだけは、クインシージョーンズや、
デイビッドフォスター(笑)。

都丸、植垣麻衣子さんとは、昨年来3人
でのライブを続けてきているのでコミュニ
ケーションもだいぶ取れてきた。

麻衣子さんも自身のレパートリーのみ
ならず、サックスマシーンズレパートリー
にもだいぶ慣れてきたので、バンドの一員
という感じなってきたのが嬉しいところ。

What a fool believes、When a man loves
womanなどでは、世界の一流歌手に負けない
歌唱力、説得力を発揮してきたところは、
さすが僕の見込んだ歌い手であると、ともに
演奏していて嬉しさがこみ上げてくる。

このバンドの音楽の内容は、僕の好きな80
年代R&Bの曲と僕と、麻衣子さんのオリジナル
曲で固めたのだが、思ったよりお客様の年代
層は高かったのでどう感じただろうか?

ピアノの外山さんにシンセサイザーを持って
きてもらい、自作曲Rock cityで、弾いて
もらったので、ヴァンヘイレンのJumpに
近いロックフィーリングが醸し出されたのも
良かった。 メンバーでは、高橋里実の良く
歌うアルト、そして代役をお願いした大山
日出男asのビッグトーンとたっぷりした
グルーブと自在なフレージングが巨大な存在感
を表し、若干21歳の音大生嶋根颯汰も情熱的
な演奏に好感が持てる。

都丸、内田の素晴らしい演奏もさること、
ジーン重村の確実で安心できるドラムは、
知的かつ情熱的で、まさにhot and cool!
以下は、颯汰君からのメッセージ。

・・・大変貴重かつ、ものすごく勉強になる
機会でとても楽しかったです!レベルの高い
アンサンブル、素晴らしい譜面ばかりで
とても吹いていて面白かったです!

ご縁がありましたらよろしくお願いいたし
ます!・・・

素晴らしいメンバーを集めて、適材適所に
配置し、その能力持ち味を発揮してもらう、
適度に奏者としての自分も時々登場させて
もらい、リーダーアレンジャー、奏者を
兼ねて、ビッグバンドでもなくコンボでも
ない、このサックスマシーンズという集団
を束ねる僕は、まるで中小企業経営者であり、
30歳で起業し、50代終盤でスーパー
マーケットを立ち上げて7店舗まで拡大した
父の人生を思い出し、分野は違うけど、
同じ道をたどっているような気がするので
ある。

素晴らしい音響とサービスを提供してくれた
Bbのスタッフ,集ってくれたお客様、僕の
教室の生徒さん、素晴らしい演奏をして
くれたメンバーに心から感謝申し上げます。


メンバー:菊地康正、高橋里実、大山日出男、
嶋根颯汰(以上サックス)外山安樹子p、
都丸翔g、内田隆造b、ジーン重村d、植垣
麻衣子vo


昨夜の演奏曲 My Girl(The Temptations)
,1999(prince),Every breath you take(Sting)What"s
goin" on(M.Gay,What a fool believes(Doobie Brothers)
The geat love of all(Whitney Hauston),Fly me to the moon
(Jazz standard).Septembro(I.Linc/Q.Jones)Rock city
(KoseKikuchi),Endless love(Lionel Richie) Saudade
jazz(A.C.Jobim),もしも(Maiko Uegaki),Iwonna dance
with somebody(Whitney Hauston),When a man loves
woman(P.Sledge),砂の器のテーマ(千住明)
Samba Tokyo Yokohama(KoseKikuchi)
 

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