日々勉強

2023/03/19

2/26は、横浜でテナーサックス生徒さん
2名のレッスンを終えると、一旦自宅に
戻り、元生徒の牛尾隆志君tsが、参加して
いる蒲田のテラスドルチェ、Dogs syndicate
(稲葉弘治org、斎藤良太gt、浅宮竜次ds)
、のライブを鑑賞。

アマチュアながら、みな存分に音楽を
楽しみ、客席を満席にしているのは素晴
らしい。

ハモンドオルガン、ドラムス、ギター、
サックスと言う、アーシーでファンキー
な編成だ。

ケニーバレルのブルースなど、それら
しい曲を楽しく演奏。みんなジャズ
が好きなんだなぁ。牛尾君のタレン
タイン愛も伝わってきた。


牛尾君が、大々的に紹介してくれた
ので、最後の3曲にテナーサックス
で、参加した。

それまでバンドで満席のお客様を
盛り上げていた上に、僕の参加で、
皆さん更に大喜びだったようで、
投げ銭も、大入りだったとか、
とても嬉しい場になった。

色々なゲストが飛び入りして
切磋琢磨するのがジャズの伝統
だが、行き過ぎてバンドサウンド
を壊さないよう、最後に少しだけ
にするのが、スマート。

Lester leaps in をやろうという
ので、始まると、驚異のアップ
テンポ。げげっ!これは、相撲
部屋の可愛がりか??(笑)

でも、なんとかスピードに
ついて行けた。

さらに、知らない曲をやらされ
そうになったので、知っている
曲、Blue bossa に変更させて
もらう。Awayよりもhomeと言う
ことだ。

昨夜は、自分でも気がついたが、
ひとしきり自分のフレーズの
世界をやると、色々な曲の引用、
和歌の世界でいうところの本歌
取りである。これが、気がつか
ないうちに、かなり分量が
増えた。

本歌取りは、有名スタンダード
から始まり、クラシックの名曲
まで7,8曲のメロディーは、ぶち
込んで行ったので、聞いている
人は、かなり楽しかったと思う。

日本人に足りないのはユーモア。
少し斜めに見て笑っても良いん
だよ(笑)。

また、僕のタイム感は、自分では
自然にやっていることだが、
かなりレイドバックしている
ようで、

普段そういうタイムを聞いた
経験の無い人は、かなりのカル
チャーショックを受ける場合が
多い。昨日はどうだっただろうか?

レイドバックとは、ジャズ独特
のリズムの乗り方で、たっぷり
と歌うようにリズムに乗ること。
結果的にはリズムセクションより
微妙に遅いタイミングになる。逆に、ぴったり乗るのをジャストタイムと言う。

ジャズ、ロックは、リズムの音楽、
プロもアマチュアも、自分の体で
リズムを刻み、音を出して演奏を
聞かせ、その姿を人前に晒すのだが、
公衆の前で、全裸になるより恥ず
かしい、内面を裸にして見せる、
その恐ろしさをみな解っている
のかな?笑

アマチュアの皆さんは、たいてい、
僕が聞いていたり参加したりすると、

顔も怖く、悪役顔で、マフィア
度数が高いせいか(笑)、固く
なったり、萎縮したりするので、

気を使って、予告なく、途中から
顔を出したのだが、牛尾君と翌日
電話で話すと、予告しても、しな
くても、僕が行っただけで、同じ
ように緊張しますよと言うことで、
大笑い。

今日は、昨日の超アップテンポが、
思うように吹けなかったのが悔し
くて、ひとしきりテナーでアップ
テンポの稽古。少し調子が上
がってきた。良いぞ良いぞ笑。

そして、自宅に届いたのが、メル
カリで注文しておいた Peavy 
escort 簡易PAシステム。

これは、スピーカー、アンプ、
ケーブル、スタンドが一体にな
っていて、持ち運び便利という
もので、これでどこでも演奏
できる優れもの。

重さが20キロは有るのだが、いつも
のキャリーカート運んでみると、
リヤカーを引くような感じで全く
問題ない。楽に移動できる。

動作確認すると問題なくパワーの
ある音で、これで一つ望みが叶っ
たのは嬉しい。

これからは一人でだってこれで、
バンド演奏が出来ると言うことだ。

さて、来月、再来月から増やした
ライブの準備と集客も、ようやく
やる気が出てきた。

人に勧めるべきは、自分の音楽な
ので、常にフラッシュアップした、
常に人生の最新の発見を織り込んだ
新鮮な音で在るべきなので、いつも
勝負は自分自身である。

この肉体と思うとちっぽけな自分
だが、目に見えない世界の多くの
音楽の導師、音楽の女神、天使、
多くの仲間が、僕を応援して、
いつもヒントを与え手くれている
のを、感じるのは幸せな事だ。