本場で活躍する日本人

2022/12/04
昔は新幹線、そしてプラットこだま、
最近は経費節減で深夜バス。
なんと17年以上、毎月大阪へ来て
いることになる。
以前は月に3日は、大阪にいたので、
1年のうち1月は大阪に居ることに。
だけど大阪弁は真似しないことにして
いる。所詮関東人、いや東北人には
無理無理。
今回は早めに大阪入りしたので、大阪
城公園を散策してみた。紅葉でささやか
に秋の気分を。外人が多いのは円安で
安く来れるせいだろう。
さて、宿泊先でひさびさに新聞を読むと、
いいニュース見つけた。
日本人作曲家、宅見将典氏44才が、
グラミー賞ノミネート、経歴を調べたら、
日本の音楽業界でAAAやDA PUMP
などに楽曲提供や演奏で、グラミー賞
を目標に頑張ってきたとのこと。素直に
素晴らしい。
ある日本人ミュージシャンが参加
するバンドが同賞を受賞した。 その
バンドは、パーカッショニストの小川
慶太さんが参加するスナーキー・パピー
(Snarky Puppy)で、
「最優秀コンテンポラリー・インス
トゥルメンタル・アルバム賞」に輝いた。
音を聞くと、ジャズ、ロック、ファンク
などの要素の組み合わせとアレンジ
メントは、僕も長らく参加していた、
三木敏悟とインナーGALAXYオケを思い出す。
こういう大編成は、作るパワーと、
資金繰りも大変なのがよく解るので、
すごいと思う。
 
みんな頑張っているな。日本人で
アメリカで根を張って活躍する音楽家
としては、坂本龍一、矢野顕子、
上原ひろみなどをすぐ思いつく。
西洋文明後進国の日本は音楽も学問
も、欧米で認められて逆輸入パターン
が多い。日本発で、世界が真似したく
なるような音楽や文化を作り出せたら
良いのにね?
この二人の受賞はささやかながら、
その夢の実現への一歩かも知れない。