人は、安心したいので、過去に成功したやり方を踏襲しようとするものである。
音楽を演奏や、指導を生業にしていたら、一番安心なのは、定評のある歴史的に評価が定まったものをやっておけば安心だろう。
スタンダードナンバーでも、全く興味のわかないものもあれば、古い曲でも、新鮮に感じたりするものだ。
また、自分が経験を積んだ結果、段階が上がり、以前はよく理解できなかったことが、分かるようになった結果、良さが解ってきたりするものだ。
昨日は、稽古中に、アルトサックスで、あるスタンダードナンバーの良さを発見。
今まで素通りしていたある曲が、以外と面白いではないか?!
フルートでは、クラシックの日課練習も、飽きてきたので(笑)、亡くなったデイブバレンタインのアルバムを、自分のフルートで、一緒に吹いて、音取りしている。
ラテンペイストの、洒落た曲作りに、唸るとともに、フュージョン時代に懐かしさも感じる。
テイブが初来日したとき、GRP オールスターズの大阪公演は自分も参加している。(写真はライブレコーディングのアルバム)
やはり、自分は、ラテン、ファンク、ジャズの、ダンスビートが好きなのだ。理由は簡単、だって楽しいから。
自宅に戻り食事を終えると、プロジェクター用の壁にセットした大画面で、DVD鑑賞タイム。5.1チャンネルのサーラウンドアンプも買い換えたので音も気持ち良い。
昨日は、アイススケートのバレエ作品、眠れる森の美女を鑑賞。
いつも鍛え上げられたダンスのパーフォーマンスを見るのは大好きだが、アイススケートで、女性をリフトアップする、男性ダンサーは、スケートと、バレエの技量とともに、重量挙げもできて、しかも容姿端麗なのですごい!
白人文化を見ていると、どうしても黒人文化的なものに飢えてくる(笑)。
プリンスの、ダンス映画に切り替える。ああ、ズンズンと、腰にくるこのファンクリズムは、人生に必要不可欠(笑)。
再開したサックスマシーンズは、より、ファンク寄りにしようかしらん(笑)。
さらに切り替えて、トニーベネットのDuets IIを聞き始める。
1曲ずつ違うゲストと、スタンダードナンバーを歌って行くのだが、エイミーワインハウス、レディガガなど、豪華なゲストが入れ替わり歌う。
完璧で豪華なオーケストラアレンジのジャズは、味わい深く、サラボーン来日公演で、共演させていただいた貴重な経験を思い出す。
コロナ騒ぎで、疲れた神経が癒されて、よし、また、明日からがんばろうという気にさせてくれる。
前列左から、デイブハレンタイン、渡辺貞夫、トムブラウン、後列20才のマーカスミラーの右にいるのが26才の菊地。