70年〜80年初頭にかけての、名曲

2021/06/01

5月26日は、午後から、3人のサックス生徒さんに熱血レッスンの後、急いで新宿三丁目のジャズクラブ、サムディへ駆けつける。

生徒さんは、3人とも、熱心にサックスの良い音、および、かっこいいアドリブを追求したい人ばかりだ。

レッスン用に持参しているサックス2本に、キーボード2台の大荷物は身軽に動くには重すぎるので、五反田のコインロッカーへ。預けると身軽になる。便利便利。

今日のメンバーは、ベース: 納浩一、ギター:布川俊樹、ピアノ:古川初穂、ドラムス:ジーン重村という、素晴らしい面々。

少しばかり先輩の僕を快く仲間に入れてくれたみんなに感謝。

70年〜80年初頭にかけての、まだフュージョンがクロスオーバーと言われていた時代の名曲がたくさん演奏されるということで、是か非でもと駆けつけた訳だ。

1)Birdland(ジョー・ザビヌル)

2) Young And Fine(ジョー・ザビヌル) 3) I'm Sorry(マイク・マイニエリ)4) I Wish(スティービー・ワンダー)5) Human Bite(ドン・グロルニック)6) Watermelon Man(ハービー・ハンコック)(★菊地もテナーで参加)7) My Mama Told Me So(クルセダース)8) Keep On That Same Old Feeling(クルセダース)etc

SNSで、この情報を見つけて、特にクルセイダースの曲をやるというので、懐かしく聞けるのではと思った。

というのも、20代のころ、赤坂のディスコハウスで、よくそれらの曲を演奏していたのだ。

バンマスはビッグバンド界の重鎮、海老沢和博さんで、よく鍛えてもらった。いろいろな思い出が心をよぎる。

その後メリージェーンで、有名な、歌手、作曲家、ドラマーのつのだ☆ひろさんのファンクバンド、ジャップスギャップスに、6年間在籍していたので、このガツンと腰にくるグルーブは、もはや血肉になっているし、

故村上秀一さんや、故ジミー竹内さんなど、一流ドラマーとたくさんたくさん共演させてもらった自分はとても恵まれている。

このメンバーを生で聞くのは初めてだったが、期待に違わぬ素晴らしい演奏。

みんな素晴らしかったが、特に、布川氏の美しいトーンとよく歌うギターがすばらしく、リズムのカッティングも気持ちよい。

納君のテクニックと、タイトなリズムは、やはりいつも通りすばらしく、昔松本英彦が惚れ込んで雇っていたのを思い出した。

やはりこのメンツも、聞くのとやるのは大違いで、サウンドチェックもリハーサルもなく参加は、相変わらず無鉄砲な行為だったが、こうして日本のトップクラスのリズムを、自分も参加して、体で感じさせてもらい、有意義だった。

納セッションバンドの皆さん、ありがとう。

こうしてKOSEの極楽音楽生活は綿々と続くのである。