僕には、父と母がいる。
僕の体は、父と母の体の一部が合体して出来た。
合体する事はエクスタシーなのだから、僕は喜びの存在。
どんな体型の人も、どんな歩き方をしている人も、偉そうな人も、最初は、たった一つの小さな丸い細胞だったのを想像すると、楽しい。
今の自分の姿は、皆望んでそうなっているので、責任を持ちたいものだ。
さて父にも母にも、その父と母は居るので、例えば100代遡ると、数億人?膨大な人数だ。
考えてみると、その膨大なご先祖たちは、実は一人も死んでいない、永久細胞のように、僕らの、中に生きている。
というか、その膨大なご先祖たちの合体した存在が我々なのだ。
では、その証拠をご紹介、僕の母方の祖父は、短気で怒りっぽい人だったが、農業指導に才能を発揮した人で、菊の花を咲かせるのがうまかった。
たから、娘(母)を、菊地家に嫁がせたのか知らないが、今日サイクリング中に美しい花を見て、祖父を久しぶりに思い起こした。
有難うお祖父ちゃんと唱えていたら胸がいっぱいになり、涙が溢れた。
祖父は確かに来ていたのだ。
というか、この自分は、ご先祖で出来ているのである。
更に遡ると、生命の起源の細胞、
そして我らは宇宙の子であるのかも知れない。
命は、どこで始まり、どこで終わるのか?
自分が消えて無になってしまうというのは、どうしても想像できないので、形を変えてもずっと存在しているのではないだろうか?
皆さんはどう思いますか?