今日のフルート稽古 フルートレッスン

2020/11/28

最近、Facebookで教室のサイトを宣伝、コロナで世の中が変わってしまった感があり、教室もどこも苦戦しているようであるが、少しでも需要を掘り起こせればと。

音楽が消滅してしまうことは考えにくいので、音楽を聴きたい、そして歌いたい、演奏したいと思う人たちと出会い、共に居たい。

サイトを更新していると、本やDVD教材の申し込みが少しずつ増えているような気がする。やはりその変化を見ている人が居るのだろう。有難いことだ。

先日口の中が切れて、フルートの音がスカスカになり、数日かけ無事治ったと思ったら、メインのフルート自体が、頭部管の反射板が破損したようで、取り敢えず、持続給付金で購入した、サブ楽器で凌いでいる。

頭部管のみ銀、本体は洋銀のこのミヤザワ、だんだん慣れてきて良く鳴ってくれる。

今日は、夕方から、フルート日課練習きっかり2時間。

最初は、ホイスリングから、音階、パターン練習。

僕の場合、音の記憶映像記憶もよく使うタイプなので、パターンや曲を吹くとき、いつもの練習の楽譜の画像をイメージしていることは多い。

サブの楽器なので、微妙にポイントが違い、オクターブの跳躍でよくミスが起こるのがわかっているので、慎重にポイントを探して行く。

フルートはエチュードをひたすらやり続けることとで、音が豊かになり、テクニックの自在性が上がり、自分のサックスのレベルにかなり近づいてきていると思う。サックスは40年、フルートははまだ30年なので、自在性は更にまだまだこれから。

いつものウォームアップ曲は、★アランフェス協奏曲、★アルビノーニのアダージオ、★80日間世界一周、★ジュドゥブー、★モスクワ郊外の世は更けて、★ユーモレスク、★トロイメライ、★白鳥、と続く。最初は生徒のために作った自分のピアノ伴奏に合わせて、これらを音出しに使う。

音色の豊かさや、音程の正確さ、ビブラートなどを意識して、常に厳しくチェックして行く。さて、後半は、ジャズのインプロ稽古。

きょうは、ジャズ曲はスキップして、ラテンジャズに集中。ジェイミーのカラオケを使って、セントトーマス、キューバから来た、クラ、アルト奏者、パキートの曲の数々や、スパイロジャイラのバイブ奏者、デイブサミュエルズの曲の数々は色彩や広がりがあり、現代的で好きだな。

いつも譜面でやっている曲に全て記憶で挑戦。楽譜を忘れてきただけなのだが。吹きながらいつも見ている楽譜の映像を次々と思い出す。

クラシックで、基本を確認して充分温めてからなので、あとはフレージングの発想をいかに練り上げるかという課題に集中できる。腹筋に力を入れて、瞬発力を出すために、思わず片足をひゅっと上げていることが多い。笑。

最後に、大好きなA列車でシメ。フルートでいかにジャズの方言を喋れるかの勝負。ホールトーンのいろいろなパターンを考えたり、ドミナントにいろいろなアパーストラクチュアの組み合わせを考えるのも楽しい。Db/G7とかね?

ジャズ語を喋っていると、やはり人と会話したくなってくる。ジャズは会話の音楽なのである。