旅芸人の一日、続き サックス、フルートレッスン

2020/11/09

今日も音楽の魔法を体感した日だった。
先の書き込みでも、伝えたが、まず、息子の紹介で、異業種交流会に参加、愛と華の会の、女流画家小林愛子先生に会い、度々会でも演奏。

そこでたくさんの、普段は知り会えない異業種の方や、同業でも畑の違う方と出会うことになる。ユッコミラー(サックス)ともこの会で知り合った。

知り合ったカリスマ美容師の金太郎さんは、渋谷のローカルテレビに番組を持っていて、僕も歌手の瀬戸カオリさんなどと出演。
いろいろなご縁を経て、茨城県守谷市のマルシェ(フリーマーケットのようなもの)の演奏を依頼された訳だ。


場所は、茨城県の守谷市、元喫茶店の広い敷地にヘアメイク、健康器具、アクセサリー、占い、野菜に、肉料理に甘酒と、いろいろなお店が出店し、軒を並べる場所に、PAや楽器をセット。

山形県の業者からレンタルしたヤマハのスピーカーが、なかなかいい音だった。コスパも最高だ。

お客様や、お店を出している皆さん、WFCAのスタッフの皆さんに、いつものジャズスタンダードや有名ポップス曲を演奏。

いつも、全く聞く気のない人たちに音楽を聞かせて、感動させたり気に入ってもらうのは音楽家として、とてもチャレンジングな事なのだ。

今日の相棒は、ギタリスト都丸翔。
ギターのテクニックもさること、驚くのは彼のその耳の良さ。
僕がどんな複雑なハーモニーの音を吹いても、全て聞き取っているのには、感心する。

彼は、いろいろなギタースタイルも研究していて、ジョージベンソンやって!と頼むと、それらしく、David T Walker,Wes とリクエストするとそれらしくすぐやってくれるのが凄いし、楽しい。
モノマネができるとは、それだけ能力は高いのは理解できる。

Waltz for Debby,Water mellon man,Take the A train,Recado bossa なども演奏したが、やはり、ミーシャのエブリシングは皆知っていて、今日も演奏中に、ある女性が感極まっているのも目撃した。

ダニーボーイでも、僕の演奏で感極まっている人は、過去にたくさん見たが、この曲もそういう曲だ。

世間的に言うと、泣かせる曲と言うことだ。

音楽には、駆り立てる、勇気を奮い立たせるものと、癒やし、慰め、悲しみを共有、共感し、心を再生させるものとがある。

男性性と女性性と言えるかもしれない。

音楽としては、両方の表現ができることを目指したい。

投げ銭ライブではあるが、暗号通貨関係者が多いので、投銭も、暗号通貨だったのが面白い。

実は、数日前に、誤って、上唇の裏側を食事の時に噛んでしまい、唇の裏側が傷ついた。

フルートは実は、、唇の裏で吹く楽器であり、その部分を怪我すると、音がスカスカになり、美肌自慢の美女が、ザラザラの鮫肌になってしまったかの落差がある。

こればかりは、いくら地団駄踏んでも、すぐには元に戻らず。自然治癒力で数日を要するのだが、かろうじて今日の本番に間に合ったのは僥倖と言えるかも知れない。

これからは、食事のひと噛みごとに気をつけて、フルート吹きとしてもっと自覚しなくては・・。

サックスに関しては、昨夜、今日のために選んで調整しておいたリードは全部薄すぎて、本当はもっと深い音が出せるのに・・と、まあ自分以外は誰も気にしない世界なのだが・・。

本番はより厚いリードを準備とか生徒に言っておいて、菊地康正ともあろうものが、基本を少し忘れていたようだ。

堅くて吹けないリードもケースに入れておくことだね?KOSEくん、解った??はい、その通りです(笑)。