ヘッドアレンジ

2020/09/01

話は前後する。8/20の赤坂ライブ、お客様からリクエストで、サマータイムをやってくれと。


ガーシュインのオペラ、ポーギーとベスから、の名曲だ。
ガーシュインの音楽は、多くのヒットソング、スタンダードを生み出した他に、オペラ作家、管弦楽曲も書ける巨大な才能と言える。


あらすじ:足の悪いポーギーはベスに想いを寄せるが、内縁の夫クラウンはサイコロ賭博の諍いから殺人を犯し逃亡して、ベスを匿ううちに恋仲になり、そこにクラウンが現れてまた波乱が、、、。


サマータイムといい、マイマンイズゴーン(うちの人は逝ってしまった)のやるせないブルージーな曲想の素晴らしさは、メトロのディーヴァ、ルネフレミングのコンサートで知った。


さて、この夜のサマータイムの我々の料理法をご紹介したい。
KOSEスタンダード3分間クッキング。完璧なディナーを貴方に。
リクエストを聞いてすぐ浮かんだのは、3連系のアフロキューバンのリズム。12/8拍子系のアレだ。


コルトレーンのアフリカブラスや、エリントンのジャングルサウンド、エルビンやブレイキーの、あのアフロリズムのイメージ!!!
フルートでパターンを吹くとすぐ、ベースのマーちゃん事菅原ががっしりとしたビートでなぞると、エルビンジョーンやアートブレイキーもかくやと思わせる、ジーン重村のドラムが絡み、おお、マッコイタイナーサウンドのの幻が浮かぶ外山安樹子のピアノが絡む。


アフロキューバンで、アフリカのジャングルから抜けると、ヘビーなスィングで、フルートでブルージーなソロを終えると、若手ギターの都丸へ。


ジーンが、12/8をうまい事3/4に持って行き、ジャズワルツになり、さらにその半速になり、景色の変化に、達人ピアニスト外山も思わずニヤリ。


仕掛けに全く余裕で応えるすごいメンバーとのリズムのアイデアの応酬は、さすがに歴戦の切磋琢磨の勝者の集団。
まるで5人の脳味噌は、演奏中は1つに繋がり、1つのの生命体の様な様相を呈していたのだった。
我ながら、いろいろな音楽に対応できるすごいメンバーを選び、ともに音を出している事を、誇りに思い、音を楽しんだ。


音を楽しむ事を音楽という。音が苦ではない笑。
早くコロナが過ぎ去り、マスク無しで自由に音楽を楽しめる日が戻ってくる事を願わずにいられない。