演奏して楽しいバラードは?

2020/08/19

一昨日、横浜で、優秀なサックスの生徒さんのレッスンをしていたときの事。S君は、すでにアドリブプレーヤーとしてはアマチュアながらベテランに入るだろう。アドバイスも、かなりプロ向けのものになる。

ライブ活動もしばしばしていて、秋のジャズプロムナードの出場も決まったという。

ジャズのスタンダードも良いけど、みんなが知っているバラードやりたいんだけど、何か無いですかね?と言うので、僕が推薦した曲。

エブリシング(ミーシャ)

スイートメモリーズ(松田聖子)

ルパン3世のテーマ(大野雄二)

ツナミ(桑田佳祐サザンオールスターズ)

世界に一つだけの花(スマップ)

涙そうそう(森山良子)

Everything must change

Endless love

なるほどと最初の4曲は僕の伴奏に乗って彼は吹き出した。日本人なら皆メロディは知っているから吹けるわけだ。この、歌える、メロディを知っていたら吹けると言うのは楽器が鼻歌レベル、体に一部レベルになっている人のできる事だ。アカデミックに譜面教育を受けている人が、出来るかどうかはその人の耳次第。

面白いのは、上記は全部自分に縁のあった曲ばかりだ。特に、スイートメモリーズは僕は、松田聖子さんのコンサートツァーメンバーだったので、作曲者の大村さんがバンドに指示を出していたのも覚えているし、その時の舞台監督は、のちに作家として芥川賞を取る伊集院

静さんだった。

ルパンは、伊豆老舗旅館大野屋の息子で、ジャズピアニスト大野雄二さんの作品で、由紀さおりさんとお姉さまで芸大の教授でもある安田祥子さんの童謡ツァーで、大野雄二バンドのメンバーとして全国20箇所を回った仲である。

大野雄二さんは、エンディングの曲で僕のサックスソロを、ピアノで真似して追っかけて来るのが好きで、お願いですから止めてくださいといくらお願いしても聞き入れて貰えず、毎日僕のフレーズをパクるのだった。

バンドマン用語でいうとケツをかかれていたのだ。(笑)

芸大生の女子4人組弦楽カルテットが付いていて、メンバーに、ジャズ系サックス奏者なのにどうして、フルートもちゃんと吹けるんですか?とよく言われた。練習してるからに決まっているだろうに笑。

ミーシャのエブリシングはお気に入りの曲で、アルバムにも入れた、当時のミーシャの楽曲は全て好きだった。Everything must changeは、サンボーンのアルバムでサックス向きだと気がついて、ライオネルリッチーのEndless loveと共に、サックスマシーンズのレパートリーに入れた。古いスタンダードも良いけど現代にも日本にも、サックスで演奏して楽しく、皆が知っている曲はあるね?