先週のギターの都丸 翔くんとのセッション、A列車で行こうを、編集してアップ。
ジャズに憧れる人は、この音での対話に憧れるようだ。確かに相手のやることを聞き取って、それに関連させてフレーズをやりとりするのは、確かに楽しいことだ。
ちゃんと聞き取れるからと言って、いつもそのままやるのは芸がない。解った上でひねる、わざと無視したり、別のアィディアを提示したり、やり方はいろいろある。
ピアノや、ドラムのプレーヤーが、僕の提示したリズムパターンに反応したり、同じ事をバッキングでやろうという人がいるが、基本的に、やらないでくれと御願いする。聞こえたとおりすぐやると、それはアマチュア、学生だ。プロは解った上で違う流れを作るのが格好いい。
それにしても、都丸くん、耳が良く、それを即座に演奏する能力があるので、演奏中はスリルを感じる。
音のやりとりをみんなも、楽しんでくれたまえ。