音楽の楽しみ方のアドバイス

2020/06/15

ライブは、先日再開した。コロナで人々が精神が萎縮しているようだ。または、不安と恐怖に満ちているのか?お客は数名でも、やはりライブは楽しい。

レッスンも、少しづつ再開、新人のインターネットレッスンも始まる。今日は、昼間は、奄美の S さんのインターネットレッスン。

アルトサックスでイパネマの娘を良くさらっているし、音感やコード感もある。今日は、サブドミナントマイナー進行について、詳しく解説したが、かなり食いついて理解しているのはさすがである。ジャズフレーズは会話のように喋っているように聞こえれば良いわけだ。

それには、アーティキュレイションの理解と使いこなしが重要になってくるわけだ。(参考プロでも、コード解釈の難しいイパネマの娘を解説したページはこちらです。

さて五反田に場所を変えて大器晩成型のE君のフルートレッスン。アメージンググレースや、春の小川、フライミー、バッハのメヌエットなどを、すらすら 5 ないし 7 キーで移調して吹ける様にが我が道場の練習目標であるのだ。

彼の歩みは決して早いとはいえないが、続けて居る内に人間だんだん出来るようになるものだ。もし普通に音感があり、歌が歌えるなら、知っている曲を1音上げたり下げたりするのは簡単なこと。

楽器でも、あるやり方でやれば難しくはない。僕のお勧めはドレミを移動すること(移動ド、相対音感)なのだが、クラシックは固定教育なので、クラシックの経験が長く、どうしてもきつい人はラララーで音程感覚を磨くのでも良いことにしている。

音感の磨き方やテクニック練習の後、音楽の楽しみ方のアドバイスをした。彼も目から鱗が落ちた以下の内容は、皆さんにとっても、きっと超重要である。

●音感やテクニックを磨き、明日以降のいつの日か上手くなって、皆から賞賛されたい、だから今日は歯を食いしばって頑張って練習する。←これは、一見正しく見えますが、完全に間違い。

●音楽はまず自分が楽しむ事が目的。初心者、中級者、セミプロ、プロでも同様である。音出し、タンギング、音階、パターン練習、曲の練習、全て全身全霊で、楽しんで練習する。もし楽しくなかったら、今のやり方は間違っていると思いなさい。

音を出して、あ~あ、なんていい音なんだ、涙が出るくらい感動的な音だ!ともし思わなかったら出さない方がまし。どうしたら自分が気持ちよく感じる音が出るかを研究し、そう言う音が出たら自分で自分に酔いしれましょう。(笑)

音階、パターン、ソロコピー、曲練習も全く同じく、もし貴方がやっている音楽が、ジャズ、ロック、ラテンだったら、スィング、グルーブは音楽の命なので、世界的に有名な素晴らしいリズムセクションと共演して居るつもりでスィングして練習しなさい。

クラシックだったら、世界最高峰のウィーフィルベルリンフィルのメンバーとして、カラヤンが棒を振っていると思い、テンポルバートを芸術的に表現しなさい。

または、デルモナコやマリア・カラス、ルネフレミングのような歌手の様に歌いなさい。

もう出来ることを繰り返すのではなく、出来ないことに挑戦する。このパターンを違うキーに、違うテンポでと工夫する。曲は、歌い手のように、役者のようにメロディやフレーズを歌う、心から表現する。

アドリブなら、聞いている人(自分)を手玉に取り、予測通り、また裏切りと知的スリルを与えるよう努める。

●もう一度確認すると、明日以降のいつの日か上手くなるために今を使うのではなく、今この瞬間を自分の今の実力で100%楽しむこと。明日のためにではなく、いま音楽をしているこの瞬間を楽しむのでなかったら、楽しむ前に人生は終わってしまうだろう。

もし、自分が心底、音を楽しんでいなかったら、そんな音楽を聴きたい人は世界中探しても一人も見つからないだろう。音を楽しむ=音楽。イ工エエェェ()ェェエエ工工!!