予想はしていたが、まだまだ東京ロードマップステップ 2 であり、世間の人は、コロナに対する警戒が根強いのと、いろいろな業種で、経済的に、また精神的にダメージを受けている人は多いのだろう。客足は数ヶ月前とは違う。
しかし、熱心でコアなお客様と、菊地康正が選ぶ最強メンバーによる、KOSEワールドのライブは熱かった。
ギターの都丸は30歳、僕との年齢差36年だが、異様に気が合うのは、音楽の志向が似ていることがあるかも知れない。
共通項は、ジャズも好きだが、ファンク、R&Bが好き、ポップスもクラシックもコード進行や、メロディ、リズムパターンで面白いものだったら何でも興味があることかも知れない。
外山安樹子(p)もますますタッチの力強さ、音楽の深さを増しており、僕のバンドをいつも楽しんで弾いてくれる。
共演歴、もう20年になろうとする菅原正宣のベースは、ビートが効いているだけではなく、凄い刺激をいつも送ってくれる。代わりが居ないベーシストだ。
ジーン重村の師匠は、日本のかつてはビッグバンドを総なめに活躍したベテランドラマー海老沢和博さん(伊藤君子さんの夫君)であり、僕も20代の頃大変可愛がってもらって、勉強させて頂いたのだ。
ジーンはジャズでも、R&Bでもサンバでも同じように叩けるのでいつも楽しい。
またインストでこういう多ジャンルのバンドをやっていると、いいボーカリストが居たらまた楽しいだろうと思うことがある。
音楽は対話であり、この日も凄いメンバーと存分にいろいろな対話が出来た夜だ。いつもお金を頂いた上でこんなに楽しい思いをして良いのだろうかと思う。音楽家冥利に尽きる。有りがたいことだ。みんな有り難う。(笑)
休憩時間はいかに携帯電話代を安くするかで盛り上がっていたが。(笑)
またコロナ騒動が収束して、経済も復活し、みんなでワイワイ、楽しくライブ出来る日が来ることを願う。
この日の演奏曲は、
What's goin' on(R&B)
Hard to say I'm sorry(Chicago)
Horizonz(Samba,Kose original)
Manhhattan illusions(Funk ballad,Kose original)
Endless love(pops)
Chucho(Latin jazz)
Invitation(jazz)
Tales of country(Funk,Kose original)
One for Tom(Samba)
Tristeza(Samba)
I am afool to want you(jazz ballad)
Night and day(jazz)
All of me (jazz)
Misty(jazz)