最近の、韓国政府の動向は、目に余るものがあり、なぜこういう風になるのかに疑問を持ち、注目の中国出身の評論家、石平氏の著作を読んでみた。
●「中国を作った12人の悪党たち」石平
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★蘇秦(中国外交術の原点をなす希代の策士)合従連衡を考えた。
★李斯と趙高・・利口な愚か者たち、二人とも秦始皇帝の部下
★劉邦と項羽・・・無頼漢と帰属的英雄の対決
★王奔・・・漢帝国を乗っ取った史上最大の偽善家
★曹操と孔明・・陽気な現実主義者と陰気な精神主義者
★即天武后・・男たちの権力秩序を覆した天下の悪女
★袁世凱・・・私利私欲のみに動く裏切り専門男
★毛沢東と周恩来・・・毛沢東の野望が引き起こした大飢饉の惨禍
昔から、水滸伝や春秋を陳舜臣の小説や、最近の中国映画で見ていた。中国の古代の話はロマンと策略に満ちていて、何千年も、大陸では、多くの王朝が興亡を繰り返していた。
天安門事件で、民主化を求める人民を戦車で大虐殺した鄧小平や、大躍進政策や文化大革命で、自国民を何千万単位で餓死させた毛沢東とはどういう人物なのかに興味があり、ずっと資料を調べて居る。
日本でも、天皇家で争いがあったり、室町、鎌倉、そして戦国時代は大名同士が戦争をしていたが、勝った方が領民を大虐殺したり、22万人を生き埋めにしたりなどという話は聞いたことがない。徳川時代は世界でもまれに見る平和な文化的時代が続き、経済文化は発展した。
死んだら水に流すのが日本文化で、墓を暴いて死んだ人まで再処刑するのが中国文化だろう。もちろん中国人にもいい人は多いだろうし、大多数の人民は、一部の支配者の犠牲者なのだろう。
内臓移植手術は普通はドナーの出現を1,2年は待たないといけないのだが、中国では数時間以内に新鮮な臓器が届けられるという。それは一体??
●朝鮮半島はなぜいつも地獄が繰り返されるのか?石平
この本で、大国に翻弄され、何時も実力者におもねり、協力を仰ぐ韓国の特性がいかに形成されたかを、古代から現代に渡り学ぶことが出来た。
存在しない慰安婦問題に、存在しない徴用工判決に、決まったことを蒸し返したうえに、盗人呼ばわりまでする国には、日本は毅然とした態度を続けるべき。
1965年の取り決めで当時の韓国の国家予算の2.5倍に当たる賠償金で韓国は奇跡的な経済復興を遂げるのだが、政府はそれを国民に知らせていないようだ。
反日教育をし、日本統治時代に、鉄道、水道、電気、病院、学校などのインフラを整え、弥生時代のような原始的な生活から近代国家に導いた日本を、富を搾取し植民地統治したと言うのは???
慰安婦のことを言うなら、ベトナム戦争の時に韓国軍による婦女暴行で、韓国人の顔をした子どもがたくさん生まれ差別を受けている。ライダハン問題。韓国政府は口を閉ざしたままだ。
もちろん個人的には、ほとんどがいい人たちで、ここ20年は訪韓して音楽の演奏や教授させていただいているので、僕の友人たちは素晴らしい人たちばかりだ。
北朝鮮について日本もマスコミの情報を鵜呑みにしてはならない。北朝鮮は地下資源の宝庫であり、欧米が投資している。1回に付き1億円以上は掛かるというミサイルの打ち上げをばんばんやる北朝鮮は、裏で支援をしている国がたくさん居る。
偽札作りや、サイバー攻撃による仮想通貨の奪取で2000億円以上稼いでいると言う情報もある。
国際情勢の勉強もさておき、国内の景気を回復させなくては、ここ10年で売り上げが半減している音楽業界も何ともならない。
ロリコン趣味は全くないので、流行のアイドルは興味も何も無い。
大人の音楽を大人が聴く状況の再来を願うばかりだが、それには、日本がもう少し景気が良くなってくれないと・・