僕の聞き続けて来た偉大な先人たちの演奏

2019/08/03

新聞を読まなくなって久しい。ネットニュースでほぼ事足りる。

トランプ大統領が、中国への関税を引き上げると、即座に為替、株価、原油など商品が反応、ドルは売られ円が買われる。世界は繋がっていると実感する。

ついこの間、新しい教材製作にビデオカメラが必要なので自分の機材を確認すると、すでに昇天した後の様子なので、ネットで探すと何と4,900円のビデオカメラ発見。

取り寄せて見るとちゃんと撮影できるようだ。これも中国製だろう。説明書が中国語と英語。日本語取説は、メールで到着。なるほど(^^♪。

アメリカを脅かす軍事力と経済力を伸ばして来ている中国、日本も固有の領土を乗っ取られないように、まずは景気回復、先端産業、基礎研究、インフラ整備に投資など、正しい方向に軌道修正して、希望の持てる国にして行かなくては。

そうそう、後で気が付いたけど、僕のサックスは、韓国で設計、台湾で製造、マウスピースは、米国製、イシモリリードはイタリア製で、原木はフランス産。やはり繋がっていた。

精神的経済的余裕を、若者にも持たせなくては、ジャズ、クラシック、ポピュラー分野の聞き手、楽器愛好者が増えるはずも無く、日本でアーティスト活動、音楽教室は、お先真っ暗だろう。

さて、レコーディングは、順調に、進んでいる。曲が、長年演奏し続けたスタンダードばかり。
今日録音したのは、

Fly me to the moon,But not for me,It's alright with me,The girl from Ipanema,Star dust.

片岡師範代の音源も洗練されて来て、ジャズもそれらしく聞こえ、アシスタントのIneko も大活躍。

もし、アルバムが出て、ジャズ好きな人が、何の先入観も持たずに、聞いたら、このサックス奏者は、誰だか当てることは難しいに違いない。

録音のモニターを聞きながら、僕の聞き続けて来た偉大な先人たちの演奏を思った。

ロリンズ、コルトレーン、松本英彦、ジョーヘンダーソン、ショーター、シェップ、ブレッカーほか、多くの素晴らしい奏者の皆さん。

彼らの影響で育ってきたにも関わらず、お前は誰にも似ていないとは、米国の奏者からよく言われる。

ニューヨークでもなく、パリでもない、豊かな東京フレイバーを香らせる事が出来たか?(^_^)

誰かに似ているというのは、お前はまだ学生段階と言う意味なのである。

益々仕上がりが楽しみなのである。