道場近況/成長するリフェイサー

2019/07/16

昨日は、昼間は、フルート生徒のTさんのレッスン。先々月から、菊地道場では、レッスンのうち1/3はピアノを弾いてもらい、コード感、音楽理論をマスターする方針に転換している。

楽譜上で、コードの音を綺麗にアルペジオ出来ても、サックス、フルートは単音楽器であり、その響きをマスターするには、ピアノやギターのような、多くの音が同時に鳴る楽器で響きを体感しなくては、不可能と悟ったからである。

もちろん、彼は3年間でフルートもかなり豊かな響きになってきているので、理想のポイント(音程も音色も完全に取れるポイント)にかなり近付いてきている。頑張れ!理想のポイントまでもう一歩!!

ピアノとフルートのレッスンを終えると、これが(ピアノを弾くこと)が本当に必要なことなのが解りましたとの事。

長い時間が掛かったが、僕がそうやって、自分の音楽の世界を広げてきたように、

生徒さんにも、その世界を追体験して、めくるめくハーモニーの無限に豊かな世界を体感してもらうのだ。

今までどうしたら伝わるのだろうと抱えていた謎、疑問はコロンブスの卵によって光が見えてきた。僕が歩んできた道を、追体験してもらえばいいのだ。

サックス、フルートのレッスンなのだから、最初から最後までしっかりサックス、フルートフルートを吹いてもらわなくては、と言う固定観念に捕らわれていたのに気がつくのが、遅かったのか、ベストタイミングだったのか???

言えることは、自分で気がつくまで、気が付くことは不可能だったことだ。むむむ・・・なのだ。

 自宅に戻り、色々な用事を済ますと、夜は、日本有数のプロアルトサックス奏者近藤淳さんの、マウスピースリフェイスが待って居る。

五反田の。カラオケの鉄人では期間限定で、何と室料無料キャンペーンをやっているので、そこの1室を借りて、リフェイス開始。

リフェイスとは、長年の使用ですり減って劣化した、サックス、クラリネットなどのマウスピースを削り直して、いい音が出る状態に再生する事である。

まず、悩みを聞くと、響きは良いのだが、反応が悪く、無理矢理体力で吹いて凌いでいるとのこと。

見せてもらうと、なるほど劣化が進み吹くのが大変そうなマウスピースだ。それはストレスフルで、疲れることでしょう。しかもステージでは笑顔でそれをしなくてはならないのでなおさら。

「大丈夫、直ぐ、楽で、反応が良くストレス無く吹けるマウスピースになるから安心して!!」と早速作業開始、1工程ずつ、僕の吹いて確かめ、本人にも吹いてもらい感想を聞く。

要望を一つ一つクリアしながら、4工程くらいで、彼に笑顔がこぼれ始めた。

「めちゃくちゃ楽で、反応が良く音色も申し分ない。これは使える!!」

誰かさんもそうだったが、メインのマウスピース、そして予備のマウスピース2本をリフェイスした所、予備のマウスピースが、メインのマウスピースに昇格したようだ(^_?)?☆。

いずれにしろ、ストレス無く安心して自由自在に吹けるマウスピースが2本になり、淳さんも大喜び!!

喜ぶ顔を見る僕ももちろん嬉しい。人を喜ばせること以上の楽しいことはあるだろうか?

音楽理論もとても興味があるというので、僕の教材「音感トレーニングメソッド」もプレゼントして、今日はこれで終わり。CDも喜んで買ってくれたので、感想も楽しみ。

プロのリフェイサーとしては一年生の僕だが、こうしてプロ奏者の要望に応えられる、そして実績を積んでいけるのはとても自信に繋がる。リフェイスの依頼有り難う、淳さん(^_?)?☆。

もっと気持ちよくサックスを吹きたい人は、是非このページをご覧下さい。

http://kose-sax-flute.jp/Sax%20Reface.html