●日本の皇室のすばらしさは、いろいろあるが、2千年以上続いている王家は日本だけである。
少し前にアメリカの奴隷制度に興味を持ち、いろいろ調べていたら、世界中で、奴隷制度のない国のほうが探すのが難しかった。
アメリカは、近代国家のように見えて、少し前まで奴隷制度の国で、今でも人種差別は強く、全国民の1%の人たちが50%の富を握る貧富の差が極端な国で、結局、自由、民主主義の皮を被った共産主義国のようなものだ。
日本には士農工商があり賎民がいて、それが同和問題となって残っているが、織田信長や徳川家康が天下を取ったときも、天皇を滅ぼして、自分が王家になるという発想は無かった。
明治維新にしても、南朝の子孫として明治天皇を担ぎ出し、天皇の権威で新しい政府を作ったのだが、今では、イギリスがスボンサーとなり、若いテロ組織に出資して革命を起こさせたと言う事が段々判明してきた。
神話を非科学的だと片付けるのはたやすいが、科学的という言葉自体宗教が入っているのに気が付かないだろうか?
日本の天皇は早くから実権は持たず権威だけがあり、政治をする人を任命する存在であった。
それは征夷大将軍であり、幕府も天皇から任命されてまつりごとをしていたということらしい。
お隣の中国はもちろん、皇帝は、次の王朝になれば滅ぼされる運命、人民は皇帝の所有物だった。女性は男性の所有物であるのは、日本以外はすべてそうだったようだ。
テレビ番組で、拝見していると、平成天皇と美智子妃殿下の、災害へのお見舞いは、沖縄訪問、戦地の慰霊は数多く、こういう国民を常に思い祈ってくれる王様をいただいた国民の幸せを強く感じる。
そういえば、秋田国体の時に、秋田出身のミュージシャンのみで演奏した記憶がある。
この日は勘違いして前日に秋田入りするのを、スッポリ忘れて、当日の夜中の2時頃気が付き、自前で飛行機の予約をして、朝の飛行機で無事駆けつけて、間に合ったのが懐かしい。
僕は旅のトラブル、パニックには強い、むしろバニックを楽しんでしまう方だ。まあ、予定を確認していればそんなことにはならない訳なのだが(^^)/。
そんなわけで、天皇陛下の御前演奏の光栄を賜ったわけだが、この時も秋田の風水害に心を痛められた陛下の御心配に深く感動した。
昭和天皇の時代は、僕にとってはちょうど修業期で、19-35歳くらい、芸能界スタジオワーク他で、いろいろ経験を積ませてもらい、平成の時代は、それを応用して教授業中心で演奏活動。
見事に平成の終わりと仕事上の地殻変動が呼応していて、令和の時代は、第三期はまた演奏、アーティスト活動に本格復帰の予感がある。
●ジャズフルートは面白い。テクニックのあるキーボード奏者が、シンセサイザーを3オクターブの音階を弾いたとする。
1オクターブ目と、2オクターブ目と3オクターブ目で、体力的に困難度は全く同じだろう。指を同じように動かすだけだ。
フルートにおいては、中音は一番易しく、低音は、コツがわからないと豊かに出せないし、高音は、トランペット並みに体力がいるのである。
30年ほど練習を続けた結果、キーボードで楽々3オクターブを駆け巡るような感覚に近くなってきた。
やはり、ケーラー、バッハのパルティータ他を日課練習にして続けるとフルートに最適化した体力がつくものだ。
サックス奏者同志の話題は何か知っているだろうか?それは音楽の話でもリードの話でもない。
マウスピースの話なのだ。
芸能人は歯が命と言うキャッチコピーが懐かしいが、管楽器奏者は、音が命。
それには、本人の技量の他は、マウスピース、ネックで70%と言われている。
さて、長年の研究の成果で、僕はリフェーサーとして名乗りをあげたばかりだが、さらに必要なのはもっともっと経験を積むこと。
リフェイスとは、すり減って劣化したマウスピースを削って調整する事。
僕は空きの広いマウスピースが好きなので、勢い市販のものは狭いものしか無いのでほぼ使えない。空きの広いマウスピースは、かなり熟練していないと音さえ出ないだろう。
オットーリンク10を買って調整し続けていたら、ようやく自分の満足いく感じに仕上がってきた。
いろいろいじっても鳴らなくなるということはないので、それが自分でもすごいと思う。
もっと息が入るように、もっとダイナミクスや音色の違いを出せるようにとやっていたら、結局11番くらいの空きになっていると思う。
今日も雨空の中多摩川の橋の下で、フルートそしてサックスのトレーニング。
うまくリードを合わせたら、思い通りの深さ空きのマウススピースになってきた。音色の変化もつけやすく、音程も取りやすく音色も申し分なかったら???
以前のようにマウスピースが気に入らなくて悩んだり、新品を買いに行ったりしたのが懐かしくもあり、自分がリフェイサーでありプレーヤーである強みだと感じる。
マウスピースで悩んでいるかたは菊地に、ぜひ相談してほしい。