スポーツ系の音楽志望者

2019/03/09

昨日は、N君のアルトサックスレッスンでした。彼は僕と同い年、18年前に1年ほどレッスンした後、18年ぶりにレッスンを再開した人。

世界旅行の経験が豊富で、それも観光地ではなく、人が行かないような国への長期旅行が得意、若いときはスピードスケートの国体選手、最近は極真空手の段位取得とアルトでアドリブ上達を目指すという、音楽関連では珍しいスポーツ志向の人。

18年ぶりにレッスンに戻るというのも凄いし、やりたいタイミングは人によって違うものだなあと実感する。

20歳の女子大生で、ジャズフルートに目覚めて上達中の人も居れば、70代にして、コードやシンコペーションが、ハッキリ理解できて嬉しいと言う方もいるので、事実は小説より奇なり、というより、事実は、我々の想像を遥かに超えると日々実感。

さて、N君のアルトサックスを始めたきっかけは、ビカビカ光る黄金の楽器の見た目と吹く姿がカッコイイので自分もやりたいと思ったそうだ。(^^)

楽器を始めたきっかけはその理由の方が多いだろう。僕は、高校生のときに、トランペットの日野さんのコンサートで痺れて、音楽への思いは断ち難くなった。

スイングガールズや、チェッカーズ、古くはジャッキー吉川とブルーコメッツなどテレビや映画でサックスがカッコイイからと始める人はいつの時代も多いのだ。

後は楽器を買って、定評のある菊地康正先生に習えば、自然と上手くなるだろうと昔かんがえたが、18年前は、お互いに接点がずれていた気がする。

が、今回は、習いたいことと、教える側が上手くフィット、順調に上達していると共に、音楽観が拡がっているのは喜ばしい。

菊地は、第1期の、バンドマン下積み、芸能界、ジャズ・ロック、ポップスのビッグネームのサポート、音楽産業業界の下請けとして働き、

第二期のサックスフルート教室で、教授業、エンターテインメント業から、

第3期の、アーティストとして全国行脚して、近隣のアジア諸国も含む、僕の体験した文化遺産を多くの人に伝えたいと、思うようになって来た。

皆様、どうか、応援よろしく、伏してお願い致します。