昨夜は、いつも楽しそうなので気になっていた、明石ポチセッションに参加。ベースは毎回お世話になっている芝田奨君。
プロアマチュアが混じってジャズを楽しむ文化は日本中にある。
この世界は村か島のようで、同じ音楽の方言を話し、音を出せば、話は通じる。
その昔、シルクロードを経て物資や文化芸術宗教も長い時間をかけて伝わった。こうして聞いていると、日本は文化を保持する国、民族なのだと思わせられる。
こういう音楽を愛するアマチュアこそ大事な存在なのだ。
トランペット、サックス、ギター、ビアノ、ボーカルの参加者が、それぞれのレパートリーを披露してゆく。
ナットキングコール大好きな男性ボーカル、It's alright with me を歌う女性歌手、いつものスタンダードも違うキー、違うテンポ、違うリズムで対応する経験になるのがセッションのよさだ。
帰り際に店員の青年に呼び止められた。
僕は菊地さんの本でジャズテナーサックスを勉強しています。
それは凄い。3冊とも持っているの?
はい、もちろん。
有難う。今日は生で聞けて良かったね?
はい、ありがとうございました。
僕の本の読者は全国どこにでもいるので油断は出来ない(^^)。
彼の演奏も聞いてみたいものだ。