ある日の、サックス、フルートレッスン

2019/01/19

今日は、午前中に都内の、フルート生徒さんレッスン。

もう3年目のナオキマンは、豊かな音色でフルートを鳴らしてくれる。

音出し、スケール練習の後に、易しいクラシック曲は、オーソレミオと、サンタルチア。

カレーラスやパヴァロッティをイメージして、朗々と吹くのは、楽器をならす秘訣だ。

ジャズ曲は、ブラジルのボサノバ名曲フェリシダージ。不思議にブラジルの感じがするのだ。

音楽のレッスンは、農業にそっくりだ。肥料を施し、日に当てて、雑草を刈り取る。見事な果実となった時の喜びは、お天道さまに感謝したくなる。

音楽とは、太陽の光の様なものだ。

ご飯やパンや野菜や肉さかなを食べないと生き物は生きていけないが、元はといえばお日様パワーだ。

いい音楽が無いと人間は生きてはいけない。

太陽は、これだけ照らしてやったのだからお礼を言いなさい、感謝しろとは決して言わない。

ただ照らし続けるだけだ。

いい音楽を世界に届け続けよう。太陽のように。

はい次は、北九州からの生徒さん、と言っても、テレビ電話レッスンである。

電波の調子が悪いと電話レッスンになるが、1年以上続けているので、今日もしっかり成果が上がる。

わかったのは、コードの展開型を上手くつなげるやり方だ。

生徒さんが、ステップアップして世界が一段広がるとき、共に喜びを分かち合う嬉しさは格別なものがある。

少し休憩で、川沿いの公園で遊ぶ子どもたちを見ながらサンドイッチを頬張る。

フルートを練習する青年を発見、音階練習ばかりなので、何かリクエストしようかな?と考えているうちに、時間になる。

さて夕方は、新潟から通学中のTさんが、アルトサックスを持って来訪。僕の教室は遠距離の方が多く、価値を認めてはるばるやって来る。

かなり昔だが、青森からフルート習いに来た方のあとは島根のお巡りさんだった。

都会の人間は、洗練されているが、田舎の人間は純粋な人が多い。

もちろん僕も都会人の振りをしているが、完全に純粋田舎人である。バレバレである。

東京人の9割は田舎者、関西人の洗練された人間関係、芸人さんに必ずご祝儀をはずむ文化に触れてそう思う。関西の方が文化は古い。

来月の地元の発表会にまに合うよう曲を仕上げたいとの事。ミーシャのEverythingだ。

ドラマ大和撫子の主題歌、このドラマの中国語版のタイトルは、日本拝金女だそうなので恐れ入る。(^o^)

実は僕の10年前のアルバムにも収録されているのだが、紹介文に、日本拝金女のテーマ、、、なんて載っていたら可笑しい。(^^)

Sさん、一時の信じられないいい音が、少し後退かな?腹式呼吸からしっかりおさらいして、曲に入っていく。それにしても新潟から通学してくれていることに感謝である。

この日の道場レッスンは終了。さて合間を縫って、自分のマウスピースをリフェイス。

帰宅すると、また、リフェイスの注文が2件入っている。

一件は前回が、とてもうまく行ったので、アンコールであり、新規一件だ。

なかなかマウスピースで悩む人は多いので、僕の経験と技術で結果を出して実績を積んで行こう。