12/12は驚きの日

2018/12/17

今日は、驚きの日だった。

フルートのレッスンを五反田で終えると、大田区平和島の大森スポーツセンターへ行き、春の発表会の会場の申し込み。

電車で都心は芝公園にあるザパークタワー東京へ向かう。ボサノバ歌手の原久美さんが、ロックギタリストの芳野藤丸さんと共演して、極上のハーモニーでクリスマスソングを歌うという。

旧東京プリンスのそばにあるこのホテルは、以前仕事や宿泊もした覚えがある。そばにある東京タワーがライトアップされていて美しい。

ホテルのラウンジにある会場の名前はメロディライン。入ると、演奏はもう始まっている。満席のお客様。

このジャズ屋ではないポップス系の皆さんのオーラに当てられる。何しろ、芳野藤丸さんといえば、初代つのだ☆ひろバンド、スペースバンドのメンバーで、僕はその後ひろさんが結成したジャップスギャップスのメンバーとして6年間在籍していたので、学校の先輩のようなものだ。

バグダッドカフェ、クリスマスソング、ムーンリバー、男と女、白い恋人たち、などと良く知っている曲が、素晴らしい歌声の原久美さんを中心に、とろけるような3人、4人のコーラスで聞かせてくれる。

良く歌う、渋い藤丸さんのギタープレイに痺れる。藤丸さんの最新刊の自伝も買ってきた。パラパラめくると、共演者に、知り合いの名前が多いのを発見。

原さんを除くと、全員、ポップスの作曲家の集まりである。山川恵津子さんも藤丸さんも、何100曲と曲を書き、いろいろな歌手が歌ってヒットさせているし、ゲストの浜田金吾さんもシンガーソングライター。僕も多少曲も作るけど、すごいなあプロの作曲家は、、、。この人たちは、日本のポピュラー音楽界の頭脳なのだ。

ホテルの行き届いたサービスと料理も堪能して、今日の充電も良かった。心が豊かになる。

演奏や指導って、出すだけの仕事だから、今日のように滋養のある栄養価の高い音楽は、良いインプットだ。インプットもとても大事だなと実感する帰り道。