読者の皆様、いつも有難うございます。書籍化の要望が増えてきました。
・・・昔、ステージ上のトークが全く受けませんでした。共感を呼ぶ話し方が判らなかったのです。
数十年前の、ある日、編曲の仕事が朝までかかり、ほとんど寝ずに越谷市で、チャリティコンサートにコンサートに臨みました。この日は、僕の従姉妹が、ブラジルに毛布を送るためのコンサートでした。トロンボーンは中路君でした。
意識朦朧としている状態で、演奏は完璧に、トークは、その日は、自己陶酔ネタと、自虐ネタでしたが、多くのお客様が、呆れて笑っていたのです。そうか、こういう話題は受けるんだ。^_^
たまたま来ていた音楽雑誌ジャズライフ編集者が異様に受けるトークについて記事書いていたのを思い出す。
自ら弱みや、あえて子供っぽい部分を見せると、みな、仮面の下は、他人が怖い、本音に共感するのでしょう。みな笑ってくれるのでした。
真剣な演奏の後の笑いは、神経がほぐれてとても良いものです。
サーカスの猛獣や、綱渡りの後に出てくる、クラウン、ピエロやマジックのようなものです。
その日は、何かコミュニケーションのコツがつかめたのでした。
それからは、ざっくばらんな、うちでいつも考えているような事を話すとみな喜んでくれるようになりました。
文章もある意味同じで、シリアス状況の時ほど、笑い飛ばしたり、ユーモアを交えると、物事は、また違ったふうに見えるものです。問題が解決してしまうこともあります。
若い頃、人間が硬くて全くもてなかったのが、30歳を超えたら急にもて出したように、僕の文章も、いつも考えているように書くだけで、だんだん、みなさんが喜んでくれるようになってきました。
そして、さあ、これからも、この世界で見聞きした面白い事を書いていこう。お楽しみに。