わき上がる思い

2018/08/02
菊地康正

生徒のTさんが、ニューヨクジャズツァーに行ってきた。本場のジャズを聴いて熱気に感化されて、まだ興奮が続いている。

僕はというと、ニューヨークは30年以上前になるが、半年滞在していたので、その感じはわかる。

その後も数回は訪問して、ジャズや。ダンス、オペラ、クラシックの最先端には触れてきた。

韓国は20年前からほぼ毎年行っているが、このところのサックスブームに驚き、韓国人と日本人の気質の違いに驚く。

韓国の人たちを鏡に、まだまだ潜在的に眠っている、日本人の皆さんの、

聞き手も、演奏者も、プロもアマチュアも、

音楽家を応援する社会も、

音楽を愛する心をもっともっと発掘したい、鼓舞したい欲望に駆られている。あふれる想いがある。

数多くの動画を投稿し始めたのもある意図を持ってやっている。それはこれから徐々に明らかになるだろう。

演奏とは、ジャズ以外の音楽では、作曲家や編曲者が譜面作り、演奏家や歌い手は、作曲者の意図を表現する。

ジャズ屋は、演奏家であり作曲家である。

アドリブするとはそういうことであり、しかも、良い歌い手でなくてはならない。楽器で歌うわけだから。

だから才能だけではなく人生経験が必要になってくる。

上には上があり、僕の尊敬する存在から見たらはなたれ小僧ではあるが、それなりに生きてきた僕らの音楽に興味のある方には、内容のある音のストーリーをお届けする日が迫ってきた。

8/3は、東京タックでお会いしましょう。詳しくは、

 

http://kose-sax-flute.jp/liveinfor.htm