ミドル世代には懐かしい青春の一コマではないだろうか?丸山圭子の「どうぞこのまま」を菊地康正がフルートで吹いてみた。7/9録音です。
お休み前のひととき、力の抜けたアドリブもお楽しみ下さい。
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最近見た映画で、印象に残るのが、50年前の映画「男と女」である。
●当時無名だったフランスのクロード・ルルーシュ監督が自ら資金を調達して製作した恋愛ドラマ。主演はアヌーク・エーメとジャン=ルイ・トランティニャン。スタントマンの夫と死別した脚本家アンヌと、妻に自殺されたカーレーサーのジャン・ルイによる大人の恋愛がフランシス・レイの音楽と美しい映像にのせてつづられる。1966年の第19回カンヌ国際映画祭ではパルムドールを、同年度のアカデミー賞では外国語映画賞を受賞した。2016年、製作50周年を記念してデジタルリマスター版でリバイバル公開。
50年前なので。自分は高校生くらいか?濡れ場もある非常に大人の映画なのだが、初めて見ることが出来た。その時代の雰囲気が懐かしくてたまらない。音楽はあの、ダバダバダの、メジャー7のお洒落な不協和音が気持ちよく、メジャー7コードの大ファンになってしまった10代だったが、今の耳で聞いても、フランシスレイの音楽、クロード・ルルーシュの映像がとても美しく、不朽の名作の感を強くする。
シェルブールの雨傘もそうだが、別れた相手(戦争や死別)の心に残る感情のひだの表現が大人で、熟年向きの映画、10代で見なくて良かった(笑)。