訪韓1日目は、招聘元のイーンンジェ氏の友人の面々で全員サックス愛好家の皆さんにクリニックとミニコンサート。
A列車やイパネマ、フルートでベサメムーチョなどをデモ演奏の後に韓国のポップスも取り組む。
韓国曲を知らない日本人が、どうして、ずっと知っている曲のように演奏できるのか?という質問があったが、それは長年の経験からということであろう。ジャズ、クラシックをある程度深く知れば、ポップスは、言ってみればそのダイジェスト版なので朝飯前といえる。40年もやっていれば(笑)。
韓国の方は、全員、メロディを感情を込めて吹くのが大好きなので、ぼくは伝えたいことがたくさんある。
ハートに響く演奏の仕方は、まず自分が感動すること。
そしてそれを、ダイナミクス、ビブラートなどで表現すること。
案の定、アドリブするにはどうするのか?という質問が出た。
僕の答は、まずペンタトニック、ブルースケールを覚えて使ってみること。
ドレミファソラシドの世界で、C,F,Gのコードの働きと動きをキャッチするようになるために音感を鍛えること。等々・・好評のうちにクリニックは終了。
今日の300名が集まる合宿での演奏が楽しみです。