保育園のサックス、フルートの演奏のための情報収集のために、子ども向けのアニメを見始める。
今は30代の子どもたちが小さい頃、一緒によく見たのは、ディスニー映画の、くまのプーさんや、オズの魔法使い、トイ・ストーリーなど。ピクサー社のアニメは、完成度が高く、やはりアメリカの映画は、ストーリーの仕立てが素晴らしいので後悔することがない。
今回は、cars1を見た。
さえないさび付いたレッカー車のメーターは大親友のレースカーと一緒にレースに出るのだが、そのやりとりが楽しい。一見見た目もダサイ、田舎ものの主人公が、実は、一番勇気があり正直で賢く、一番誰も予測していなかった悪投の悪事を暴くというのは、泣かせるし、痛快。
ぴかぴかの美人の彼女もできて田舎の周りの人の良い連中もびっくり。
と言っても登場人物は全員車であり、東京では、相撲や歌舞伎も役者や力士は車である。モナコのレースやパリやイタリアも出てきて、それぞれの文化の香りが表現されていて楽しめる。何より車のキャラクターが個性的で可愛らしく、以前にやはりアメリカのドラマで「hero」にはまって全巻見てしまったことがあったが、それに近い予感だ(笑)。早く続編が見たい。
猿の惑星という映画もすごかった。あのサルの演技は、実際は人間がやっていて、それをコンピューター処理でサルに見せるのである。
現在コンピューターで映像はかなりなことができるようになってきているらしく、先端の技術を受け持っている人は、進歩が早すぎて着いていくのが大変と聞いている。この映画体験も近い将来立体ホログラムが当たり前になってゆくのだろうか?もう20年か30年は長生きして覗いて見たいものだ。
10年後には量子コンピューターが実現されるという予測があるので、たぶん我々の想像以上の未来になっていることだろう。もはや熟年の年齢に達した我々としては、我々の蓄積した文化遺産と、若くて才能のあり、最先端の技術を持った人と上手くコラボしてゆくことを考えなくてはならないだろう。